樹木葬ってお骨を木の下に埋めるの?樹木葬の埋葬方法。岡部るりやま墓苑の「樹木葬」のかたち。

こんにちは。岡部るりやま墓苑です^^アジサイが見ごろを迎えております。
岡部るりやま墓苑でもオープン以来「樹木葬」をご案内していますが、最近はさらに近隣でも「樹木葬」の案内が増えてきました。広告やCMなどで「樹木葬」という言葉を目にする機会も増えて、今までは少なかった30代~40代の方の関心が向いてきたように感じます。今回は改めて、一般的に「樹木葬」がどういうものなのか、その上で岡部るりやま墓苑の「樹木葬」はどういうカタチなのかをご案内いたします。

樹木葬のはじまり

1999年に岩手県の祥雲寺というお寺の住職が、里山の緑化再生も兼ね、ご遺骨を直接土に埋葬した所に植樹をするカタチの樹木葬を考え出したのが始まりです。

樹木葬の様々なカタチ

「樹木葬」と聞くと、「お骨を直接土に埋葬して、そこに樹を植えるのかな」と多くの人がが思われているかと思います。実際に、樹木葬はそういう埋葬のカタチではじまりましたが、現在は樹木葬といっても一概に全て同じカタチではありません。
●土にお骨を埋葬し、樹を植える ●シンボルツリーの周りにお骨を埋葬し墓標をたてる ●整えられたガーデンの1区画にお骨を埋葬する、など、墓標の違い、埋葬方法の違いなど、様々なカタチがあります。

樹木葬を選ぶポイント

様々なカタチがある樹木葬の中で、何をポイントに選んだらよいのかですが、【埋葬方法】【墓標のタイプ】【供養の仕組み】があげられます。
【埋葬方法】土に直接埋葬なのか、骨瓶にいれての埋葬なのか、粉骨するのかしないのか、など
土に還りたい、自然に還りたいと望まれる方であれば、お骨を土中に直接、もしくは土に還る素材の袋などにいれて埋葬できるカタチがよいと思います。それでも火葬されたお骨はとっても硬く、そうそう土には還りません。よって埋葬する際にお骨を粉骨するところもあります。お骨の埋葬方法がご希望に沿ったカタチかどうかがポイントです。
【墓標のタイプ】樹を植えるタイプ、墓石タイプ、など
故人の好きだった花や樹を墓標として植えたいのであれば、植樹できるかどうかもポイントです。植樹が出来る霊苑や墓苑は広大な土地を必要とするため、人里離れた場所に位置することが多いです。
【供養の仕組み】有期限なのか、無期限なのか、供養はどのようにおこなわれるのか、など
埋葬方法にもかかわるところですが、土に直接埋葬する場合は、掘り返す事はないので無期限といえます。区切られた区画の中に骨瓶や袋で埋葬する場合、その場所の使用について多くは有期限です。決められた回忌まで個別供養したのち、共同墓である合祀塔へ改葬し供養する仕組みがよくみられます。

岡部るりやま墓苑の樹木葬

では岡部るりやま墓苑の樹木葬はどういうカタチなのかをご案内します。
【埋葬方法】…当苑でご用意させていただく専用の骨瓶にお骨をうつしかえ、区切られた区画の中に埋葬します。粉骨はしませんが、お骨が多い方の場合、全て納められるように少し小さくさせて頂く場合もございます。専用の骨瓶はプラスチック製で、お骨が直に土に触れることはございません。後にお骨は合祀塔へ改葬いたしますが、その際はお骨を布袋に移し替え埋葬します。

【墓標のタイプ】墓石タイプです。お骨を納める空間の上に墓石が乗ります。墓石にはお好きな彫刻をしていただく事ができます。お花や樹を植えていただく事はできません。

【供養の仕組み】お墓に入られる予定の方がすべて入られてから13回忌までは墓石が残ります。13回忌後は、お骨を合祀塔へ改葬し、墓石は解体となります。供養は、お墓に入る予定の方がどちらかご存命のかぎりはその方が行い、すべて亡くなられてからの四十九日・一周忌・三回忌・七回忌・十三回忌はお寺が行います。月に1回、年回忌法要のための読経をお寺で行うので、参加したい場合は事前のご連絡で参加していただく事が出来ます。もちろん、ご遺族で個別の年回忌法要を行なっていただく事も出来ます。


樹木葬といっても様々なカタチがあります。いろんな霊園・墓苑を実際に足を運んでご覧いただき、係員に詳しく話を聞いてみてください。岡部るりやま墓苑の樹木葬がご希望に沿えれば幸いです^^