岡部るりやま墓苑の「樹木葬合祀」は合わせて祀る共同のお墓です。お墓じまい後の納骨先やご事情でお墓を持てない方に

こんにちは^^岡部るりやま墓苑です。今回は「樹木葬 合祀」として当苑のチラシやパンフレットでご案内している、「合祀」について詳しくご紹介したいと思います。「合祀」については、オープン以来多くのお問合せをいただいてきました。どういった方々が、どんな考えで「合祀」を選ばれるのかも併せてご紹介していきます。

「合祀」って何て読むの?

そもそも「合祀」ってなんと読むのか?管理人自身もこの業界に勤めるまでは知りませんでした。「合祀」は「ごうし」と読みます。漢字のとおり「合わせて祀ること」を意味します。岡部るりやま墓苑の合祀のための塔は薬師如来像です。薬師如来像の下に大きな空間があり、そこへとお骨を納めます。合祀塔はみんながひとつのところに納まる、共同のお墓です。樹木葬や家族墓のお骨も、最終的には合祀塔へと改葬されます。

合祀の仕組み

使用料・・・1霊10万円・事務手数料1万円・管理料は無し・合祀塔のための墓誌に名前を刻む場合は要別途彫刻料。
よって名前を刻まずに、お骨を納めるだけであれば、1霊11万円でご案内できます。

納骨方法・・・合祀塔は共同墓なので、お骨を納める際は骨壺からさらしの袋にお骨を入れ替えて納めます。納骨の際には光泰寺の住職がお経をあげます。年月が経つにつれてさらしの袋は劣化し、お骨はそこに納められた方々すべてと混ざっていきます。故に、合祀塔へ納めたお骨を、のちに取り出すことは大変困難です。

供養方法・・・納骨後のお寺による供養は、個々ではなく、合祀塔に納められた全てに対しておこなわれます。よって個々での供養を望まれる場合は、ご遺族の方々でおこなっていただくか、お寺による個別の供養が付いた永代供養塔をお選びいただく事をお勧めします。

使用の申込・・・基本的に合祀塔の申込は、納骨したいお骨が手元にある状態の時に、その方を使用者にたて申込みいただきます。

合祀塔の使用ケース①お墓じまい後の納骨先として

合祀塔を使用するケースとして、まず挙げられるのが、お墓じまい後の納骨先としての使用です。お墓を継いでいく人がいなくなり、お墓じまいをするが、納めてあったお骨を納める所が無い。そんな時に岡部るりやま墓苑の合祀塔を使用いただけます。お墓じまいをするお寺に、永代供養塔や合祀塔があればそこに納めるのが一番スムーズですが、無かったり、お住まいからかなり遠かったり、という理由で、当苑の合祀塔へとお骨を改葬されたケースがいくつかありました。

合祀塔の使用ケース②いろいろな事情でお墓は残せないが、お参りできるカタチはほしい

仕事でどこへ転勤になるかもわからない中でお墓は持てない。経済的にお墓にお金をかけられない。などのいろいろな事情で、個々のお墓を持つことは難しいけれど、何かしらお参りできるカタチはほしいという方々が、合祀塔を使用されています。

合祀塔の使用ケース③よりシンプルな方法として

合祀塔を使用されるケースの多くは、すでに手元に納めたいお骨がある場合がほとんどです。なので使用申込をされるのはご遺族ということになりますが、なかには、ご自身が生前中に、自分が亡くなった際にはこうしたいと強く望まれて、合祀塔を申し込むケースもあります。そういった方が共通して仰るのは、自分の死後にかかるだろう面倒ごと(お金や諸々の手続き)を極力減らしておきたいという事と、死後の弔いについてはよりシンプルにしてほしいという想いです。なかには、ご自身が亡くなった際の催事に多くのお金をかけるくらいなら、それを寄付にまわしたい、という方もいらっしゃいました。

合祀塔を選ぶ際の最注意事項

合祀塔がどういうもので、どういった使用ケースがあるかをご紹介してきました。最後に合祀塔を選ぶ際の最注意事項をご案内します。それは、、、、「一度納めたお骨は取り出せない」という事です。先にもご紹介しましたが、納めたお骨はみんな混ざってしまいます。お骨を入れるさらしの袋の劣化はあっという間です。たとえば後々家のお墓を持つことになり、そこへ一緒に納めてあげたいと思っても、そのご希望を叶えることは出来ません。
合祀塔だけでなく、お墓を選ぶ際は、ご家族の方々としっかり話し合い、相談し、じっくり検討されることをお勧めします。